【家】は帰る場所であり、帰りたくなる場所であるべき

学校通信

学校通信Vol.1〜学校と家で異なるのは当然〜

SHIN先生です。

第一回目の今日は、生徒(学生)は「学校と家で異なるのは当たり前」というテーマです。

三者面談や個別での連絡を実施した際に学校での様子を伝えると、

「そんなに頑張っているんですか?家では勉強なんてしませんよ!」

「マナーの見本になっているんですか?家では片付けしませんよ〜笑」

こういった声がよく聞こえてきます。

学校での様子と家での様子が異なっている。これはおかしいことでしょうか?

私は当然ではないかと考えています。

私自身も学校では先生として振る舞いますが、

一歩外に出れば「1人の大人」であり、

家に帰れば「夫」であり「父」である。

その全てに裏表なく同じ自分でいるかと言われれば、それは違います。

遡って学生だった頃を振り返ると、

家であまりリラックスしたりお喋りが出来ない家庭だったので、

お利口さんを演じながら過ごしていましたが、

家を出て学校や友人と遊ぶ際には、

家庭でのそれとは全く異なる自分がいました。

もちろん、全ての家庭に当てはまることではありませんが、

少なくとも他人の前と家族の前では自分がいるのではないでしょうか。

そして、「家ではそんなことしないですよ!」という言葉がエスカレートすると、

「家でもやってくれたら良いのに・・・」

「学校で出来るなら家でもやってよ!」

そんな強制力が伴ってきます

職場での自分を家庭でも求められたらどうでしょうか。

ストレスを抱えるような仕事であれば、

家でもストレスを抱えることに繋がらないでしょうか。

何度もお伝えしますが、

全ての家庭がそうではありません。

学校の様子を聞いたからと、

家でも同じように求めることは考えていただいた方が良いということです。

意図せず居づらい家庭を作ってしまい、

家に帰りたくないという状況は誰も望んでいないでしょう。

「親」は一番の応援者であって欲しい

これは私自身の考え方です。

「家」は帰る場所であり、帰りたい場所であって欲しいと思います。

生徒(学生)だけでなく、家族全員にとってそういう場所であって欲しいです。

それだけで、

普段目にする様々な事件や事故を減らせるのではないかと思っています。

少し暗い締めくくりになりますが、

応援者であり帰りたくなる場所を作っていただけるよう、

今後ともご協力お願い致します。

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