【公務員初級編】試験の日程や科目、対策の方法を教えます!

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【公務員試験説明会】

みなさんこんにちは!SHIN先生です!

今日は公務員試験説明会ということで、皆さんに試験の概要を説明させて頂きます。

明確ななりたい職業が見つかっていない方も、

まだ何をしたいか分からない方も、

これからの勉強や進路選択の材料にして頂ければと思いますので、

ぜひ最後までお付き合いください。

公務員試験について

まず、一言に公務員試験と言っても様々な職種があります。

職種は大きく二つに分かれる

大きく二つに分けると、

  • 国家公務員
  • 地方公務員

このようになりますが、その内容はさらに分けられていきます。

【国家公務員】
海上保安官、国税局職員、各省庁、刑務官、入国警備官、皇宮護衛官

【地方公務員】
市町村職員(市役所、消防など)、都道府県職員(都道府県庁、警察官など)

さらに細かく分けられますが、今回はこの辺りにしておきます。

試験を受けられる数は1つだけ?

多くの方が共通テストなどと同じ様に考えていて、年間で1つしか受験できないと思っています。

しかし、公務員試験は日程が重ならない限り、いくつ受験しても問題ありません。

以下が高卒または専門卒の方の日程になります。

職種日程
海上保安学校(特別)5月中旬 日曜日
国家税務職/国家一般職9月第1週目 日曜日
裁判所事務官/東京消防庁9月第2週目 日曜日
刑務官/市町村職員9月第3週目 日曜日
都道府県職員/海上保安学校
入国警備官/皇宮護衛官
9月第4週目 日曜日

これは毎年同じような日程で実施されているので、目安程度に見てください。

ここでお伝えしたいのは、これだけでも5回試験に挑戦できるということです。

本命の試験でなくても挑戦して良いですし、

本番の雰囲気を味わうための練習として受験するも良しです。

何より【無料】で受験が可能です!!

これを意外と知らないので、ぜひ受けてみて欲しいことと、

18歳から受験が出来ます。つまり高校3年生から受験可能です。

現時点での学力は分かりませんが、

なりたい職業があるのであれば、挑戦してみて損はないかと思います。

ぜひ考えて挑戦してみてください!

試験の概要について

試験の概要ということですが、ここでは問題数と科目をお伝えできればと思います。

試験により問題数は様々で、少ないと40問、多いと50問という幅があります。

内訳としては大きく分けると「知識系」「知能系」という科目に分けられます。

40問試験の場合

【知識系】
政治(2問)/経済(2問)/社会(2問)/理科(4問)
国語(4問)/英語(4問)/数学(2問)

【知能系】
文章理解(6問)/数的処理(判断推理/空間把握/数的推理/数的図形)(12問)
資料解釈(2問)

専門的に見えますが、簡単に伝えると、

知識系→暗記科目多め、知能系→計算科目多め、というイメージでOkです。

おおよその内訳にはなりますが、

国家公務員試験(関東区分)では6割程度正解できれば合格ラインに到達できます。
(試験区分により合格ラインは前後します)

ここで注目してほしいのは、知能系科目の中でも数的処理が12問出題されている点です。

次いで文章理解や社会系科目が多く、これら全てを正解すると6割の24点になります。

もちろん簡単な話ではありませんが、逆に言えば数的処理を落としてしまうと、

合格から遠のいていくということになります。

そのため、勉強をする一つの順番としては、数的処理、社会系科目、文章理解を先に学習する。

その後に知識系など暗記科目で点数を上乗せしていくことが効率良いと言われています。

面接について

先ほどの試験がいわゆる一次試験に該当し、二次試験として面接が入ってきます。

面接対策を色んな場所で行っていますが、

やはり普段から面接を意識して立ち居振る舞いをしている方が段違いに良いです。

普段挨拶もできない方が面接対策を数回重ねた程度では付け焼き刃に過ぎず、

やはり本番の面接で他と比べて劣ってみられます。

また、そういう方ばかりが続くと、全員同じに見られます。

良く見せるにはどうすれば良いかとテクニックを磨く方も見られますが、

その程度のテクニックで乗り越えられるものではないので、

やはり普段から自分の行動をしっかりさせていくことが、最大の面接対策になります。

最終合格と内定まで

二次試験までを合格すると、「最終合格」になります。

ただ、「最終合格=内定」とは限りません。

最終合格の場合、最終合格者リストに掲載され、

上位者から内定通知が出ると言われています。(主に国家系科目)

1位Aさん
2位Bさん
3位Cさん
4位Dさん
5位Eさん

例えば2人採用したいと考えた場合、順番で見るとAさん、Bさんの順に声がかかります。

2人とも内定を承諾した場合、残り3名には声はかかりません。

その後1年間合格者名簿に残るため、その間に退職などの兼ね合いで空きが出た際、

声のかかる可能性があります。

これで1年間声が掛からなかった場合、再度試験を受けなければならず、

試験も免除などの制度はないため、一次試験から受験になります。

そのため、4月を迎える段階で内定の声が掛からなければ、

再度試験を受ける気持ちの切り替えをした方が良いです。

もちろん、Aさん、Bさん共に内定を辞退すれば、Cさん、Dさんに可能性があり、

この2人のどちらかが辞退すればEさんにも可能性があります。

ただ、これまででわかる様に、最終合格しても順位が低い場合は、

内定の声がかかる可能性が下がるため、

最終合格時点でより上位で合格しておく必要があるわけです。

そのためには、一次・二次試験でも合格ラインより点数を上乗せする意識を持ちましょう。

まとめとこれからについて

  • 公務員試験は日程が重ならなければ何個でも挑戦可能
  • 試験は無料で受験でき、18歳から受けることができる
  • 一次試験、二次試験で高い点数を目指し、内定の確率を上げる

以上です。

そしてこれからのSHIN先生ブログでは、

数的処理の中でも苦手な方が多数いると言われる「数的推理」の授業を掲載します。

元々専門学校で公務員試験対策を行い、数的推理を10年以上教えてきました。

基本となる考え方を中心に、テクニックも含めて授業を行います。

対象は高卒、専門卒区分の初級・中級になりますので、

興味のある方は今後もこのブログを覗いてください。

これで本日の【公務員試験説明会】を終わります。

「気をつけ、礼!」

ありがとうございました!

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