【方程式③】数的推理の方程式は棒線で解ける!応用編!!

授業
SHIN先生
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さて、いつもなら一回で終わって次の授業には持ち越さないのですが、
今回だけは棒線で解ける方程式を再度行います。

番外編のような形で問題と解説を載せていきますので、
ぜひ挑戦してみてください。

応用問題を棒線で解いてみよう!

問題  (国家一般職過去問より)

1冊1600円の本が3冊ある。花子さんは3冊とも欲しかったが、持っているお金では1冊も買えなかった。ある日、父から持っているお金と同額のお金をもらったので、1冊が買えてまだお金が残っていた。次の日、前日残ったお金と同額のお金を母からもらったので、2冊目が買えていくらかお金が残った。さらにその次の日、残ったお金と同額のお金を今度は兄からもらったので、ちょうど3冊目が買えて、お金は残らなかった。花子さんが父、母、兄からもらったお金の合計はいくらか。

①3000円
②3100円
③3200円
④3300円
⑤3400円

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前回と違って、今回は棒線の書き方に工夫が必要です。

それも踏まえて応用編になっています。

まずはこれを花子さんの最初の所持金としましょう。

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ここに、花子さんが買いたい本を並べて、
少しだけ長くして棒線を描きます。

SHIN先生
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このままでは買えないので、
父から同じ金額をもらったとあるので、
最初の花子さんと同じ長さの棒線を書き加えます。

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これで最初の本が買えるので買います。

そうすると残ったお金がこちらです。

ここからは同じ流れを使います。

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1冊目を買った残りでは、
2冊目の1600円の本が買えません。

SHIN先生
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ここで、残ったお金と同じ金額のお金を、
母親からもらいます。

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これで2冊目を買えるので、
残ったお金がこちらになります。

SHIN先生
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そして3冊目を買うために同じ流れで棒線を描きます。

残ったお金では3冊目が買えません。

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ここで兄からお金をもらいますが、
今回は残ったお金と同じ金額でありつつ、
ピッタリ1600円になるような棒線にします。

お金は残らなかったと問題では書いていますからね。

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これで絵が完成になります!

かなり応用編という感じがしますね。

さて、絵が描けたら「下から上に見ていく」でしたね!
下から見ていきましょう!

一番下は残ったお金と兄からもらったお金が同額。
そして、それは3冊目と同じ金額だから、
兄からもらったお金で1600円になったということ。

兄からは、残ったお金と同じ金額をもらったので、
それぞれの金額がこのように分かりますね!

SHIN先生
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次に2冊目を買う話に入ります。

3冊目の話から、花子さんは2冊目を買った後に、
800円が残ったことが分かります。

SHIN先生
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そうすると、
2冊目を買う時に母からもらったお金を合わせると、
2400円になりますね。

母からは、1冊目を買った時に残ったお金と同じ金額をもらったので、
2400円を分けてそれぞれの金額を書くとこうなります。

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これで、1冊目を買った後に残ったお金が1200円だと分かります。

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さて最後ですね。

これで1冊目を買うときに父からもらったお金と、
花子さんが最初から持っていたお金の合計が2800円と分かります。

父からは、最初に持っていたお金と同額をもらったので、
2800円をそれぞれに分けます。

そうするとこうなりますね。

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これで父、母、兄からもらったお金が分かりましたね。

父からは1400円
母からは1200円
兄からは800円

合わせると3400円になるので、答えは⑤になります。

SHIN先生
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いかがでしたか?

番外編ではありましたが、
前回とはまた違った棒線の書き方だったと思います。

絵が描けてしまえば、こんなに簡単なんだと感じてくれれば、
それが一番だと思っています。
そして、絵が描ければ「下から上へ」の流れは同じです。

今すぐに解けなくても、繰り返していけば慣れていきます。
誰しも最初から解けるわけではありませんので、
焦らずしっかりと身に付けてください。

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